category: ハイさわ~倶楽部・勝手支部
DATE : 2006/08/08 (Tue)
DATE : 2006/08/08 (Tue)
いってみなけりゃ分からない モチ下がりサワーの巻 06.8.6 快晴
ウルシゲ谷沢右俣
【参考コースタイム】武蔵五日市駅7:05~7:35笹平バス停~ウルシゲ谷沢出合8:45~入渓9:25~二股9:35~源頭10:30~尾根10:38~11:00市道山山頂(装備解除)~林道12:20~笹平バス停13:00
いや~、ガイドブック読んだだけでは、やっぱ分からないものです。
水は少ないだろうと予想はしていたものの、それに加えてずいぶん荒れていた。モチベーションは、すっかりもり下がり、当初予定の右俣遡行、左俣下降を右俣遡行のみに切りかえ、さっさと温泉に行くことにした。まあ、沢ははずれだったが、登山道を含め、だれ一人と出会うこともない、静かな沢旅をすることができたのは、よかったのかもしれない。
笹平のバス停から林道を一時間ほど歩き、小坂志川本流に左から直角に出会うのがウルシゲ谷沢だ。工事用の林道入口にかかるロープをまたぎ、しばらく林道を進む。と、二俣に出合う。でも右俣はずっと林道が沿っていて、早くも遡行意欲が減衰。とはいえ装備を整え、疑心暗鬼のまま薄暗い左俣に入る。とりあえず沢っぽくなり、しばらくすると、本当の二俣となる。右を見ると、いきなりの核心、4段28mの大滝が立ちふさがる。
水はちょろちょろだが、なんか滑りそう。やっとこ女がトップで登る。15m滝の最初は左からで、中盤で右へ。ここでちょっと止まり、慎重に手がかり足がかりを見極める。けっこうな高度なので、緊張する。が、「水流の中に、ホールドはしっかりあるよ」という声。ほっとする。
しかし、足を入れ替え少しだけ体を空中に押し出すときの緊張…。何ともいえません。
その上は、比較的容易だが、最後の出口でやっとこ女が苦戦。まずカエルとの対決。しばし固まり、意を決して突破。(かみついてくるわけでもないしね)つづいて出口、ここは自分との戦い。下半身がつかえ、もがきながらも突破。それまで、せき止められていた水が、鉄砲水のように襲ってきて、押し流されるかと思ったほど。(ちとオーバーか!)
その上は、倒木が滝中におおいかぶさり、のっこすのに難儀はしたが、あっというまに枯葉を引き詰めた源頭部に到達した。尾根にでて、右に進むとすぐに登山道だ。市道山山頂で装備を解き、あとはヨメトリ坂を一路、笹平へとくだった。
先々週も寄った「数馬の湯」に行こうとしたら、やはりバスは予定していた14:45までなし。ショートカットしたので、まだ3時間もある。仕方がないので、タクシーを呼ぶ。4000円の臨時出費は痛いが、このまま帰ったなら、欲求不満が増長しそうで恐い。精神衛生を保つためなら、4000円は安いと気持ちを切りかえた。「沢の憂いは、温泉で流す」我が家の家訓である。
林道から沢に入ってすぐの小滝
4段28m滝の最後。やっとこ女とカエルとの決闘があった
倒木をのっこすのも一苦労
枯葉をひきつめた源頭
戸倉三山の一つ市道山の山頂。
ウルシゲ谷沢右俣
【参考コースタイム】武蔵五日市駅7:05~7:35笹平バス停~ウルシゲ谷沢出合8:45~入渓9:25~二股9:35~源頭10:30~尾根10:38~11:00市道山山頂(装備解除)~林道12:20~笹平バス停13:00
いや~、ガイドブック読んだだけでは、やっぱ分からないものです。
水は少ないだろうと予想はしていたものの、それに加えてずいぶん荒れていた。モチベーションは、すっかりもり下がり、当初予定の右俣遡行、左俣下降を右俣遡行のみに切りかえ、さっさと温泉に行くことにした。まあ、沢ははずれだったが、登山道を含め、だれ一人と出会うこともない、静かな沢旅をすることができたのは、よかったのかもしれない。
笹平のバス停から林道を一時間ほど歩き、小坂志川本流に左から直角に出会うのがウルシゲ谷沢だ。工事用の林道入口にかかるロープをまたぎ、しばらく林道を進む。と、二俣に出合う。でも右俣はずっと林道が沿っていて、早くも遡行意欲が減衰。とはいえ装備を整え、疑心暗鬼のまま薄暗い左俣に入る。とりあえず沢っぽくなり、しばらくすると、本当の二俣となる。右を見ると、いきなりの核心、4段28mの大滝が立ちふさがる。
水はちょろちょろだが、なんか滑りそう。やっとこ女がトップで登る。15m滝の最初は左からで、中盤で右へ。ここでちょっと止まり、慎重に手がかり足がかりを見極める。けっこうな高度なので、緊張する。が、「水流の中に、ホールドはしっかりあるよ」という声。ほっとする。
しかし、足を入れ替え少しだけ体を空中に押し出すときの緊張…。何ともいえません。
その上は、比較的容易だが、最後の出口でやっとこ女が苦戦。まずカエルとの対決。しばし固まり、意を決して突破。(かみついてくるわけでもないしね)つづいて出口、ここは自分との戦い。下半身がつかえ、もがきながらも突破。それまで、せき止められていた水が、鉄砲水のように襲ってきて、押し流されるかと思ったほど。(ちとオーバーか!)
その上は、倒木が滝中におおいかぶさり、のっこすのに難儀はしたが、あっというまに枯葉を引き詰めた源頭部に到達した。尾根にでて、右に進むとすぐに登山道だ。市道山山頂で装備を解き、あとはヨメトリ坂を一路、笹平へとくだった。
先々週も寄った「数馬の湯」に行こうとしたら、やはりバスは予定していた14:45までなし。ショートカットしたので、まだ3時間もある。仕方がないので、タクシーを呼ぶ。4000円の臨時出費は痛いが、このまま帰ったなら、欲求不満が増長しそうで恐い。精神衛生を保つためなら、4000円は安いと気持ちを切りかえた。「沢の憂いは、温泉で流す」我が家の家訓である。
林道から沢に入ってすぐの小滝
4段28m滝の最後。やっとこ女とカエルとの決闘があった
倒木をのっこすのも一苦労
枯葉をひきつめた源頭
戸倉三山の一つ市道山の山頂。
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